このあいだ、分子の模型をつくりましたが、その時には、ウイキペディアで原子の大きさを調べて粘土を丸めました。
あらためて、なるべく正しい大きさにしようと思って、調べてみると、正しい大きさというものがかんたんにはわからないことがわかりました。
下の表は、ある資料にのっていたもので、「化学便覧」という本にのっている値なので、信頼できると思うのですが、原子の大きさは簡単には決められない(場合によって違う)ことを知らされました。難しいけど、決めないと次に進まないので、とりあえず今のところは下の表にしたがいます。
pm(ピコメートル)は1メートルの0.000000000001倍です。
水素の半径:120 pm、直径240 pm
酸素の半径:152 pm、直径304 pm
窒素の半径:155 pm、直径310 pm
炭素の半径:170 pm、直径340 pm
炭素が一番大きく、次が窒素、ほとんど同じ大きさで酸素、そして水素が一番小さいです。
表にある元素で一番大きいのは、なんとカリウム(K)です。
275 pm あります。
鉛(Pb)あたりが大きいかな、と思っていましたが、202 pm と、大きいですが最大ではありませんでした。
作った粘土玉の大きさを測ったら、炭素がちょうど34 mmだったので、100000000倍(1億倍)でした。従いまして、わたしたちは、一億倍の模型を作っていることになります。
一億倍の二酸化炭素 |
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