この実験をはじめたきっかけは、顕微鏡がありふれたものを材料にして何とか作れないか?という疑問を持ったことでした。
いくつかのウエブサイトを参考にしてなんとか形はつくりあげました。
ここで、レンズについては
1.100均のマクロアダプターレンズを組み合わせる
2.カメラなどから採集したレンズの再利用
のふた通りを試しました。比べると、2.の方が有利でした。
次の画像はカビの胞子のうと思われる部分ですが、対物レンズに望遠鏡用の接眼レンズを使い、接眼レンズには双眼鏡の接眼レンズを再利用しています。
次は、同じ観察対象ですが、接眼レンズ・対物レンズとも、100均のマクロアダプターレンズを2枚ずつ重ねて使って撮影した画像です。
倍率はどちらも大体同じですが、前者のほうがくっきり写っています。後者は焦点をいくら合わせようとしてもくっきりとならないので、ピントも合わせづらいです。
結論として、まずは、顕微鏡の原理が確認できたことが、ひとつの成果でした。
倍率は100倍以下として、観察対象を見やすく作ることができれば、なんとか役に立ちそうです。