実験と観察はとても大切だと思って、いろいろと試しています。
100均や空き缶・段ボールを利用して作れるものはなんでも作ります。
いきあたりばったりで工夫を楽しんでいます。

2020年11月4日水曜日

★生物★デンプンを検出しました

 ヨウ素溶液でデンプンに色をつけるのは有名な実験ですね。

うちの残りご飯からデンプンを検出しました。


しっかり、紫色になっています。

下の色が薄いのは、液をすこし薄めすぎたようであまり色がついていません。

使ったのは、おなじみうがい用のイソジンです。

ラベルには「ポビドンヨード液」とありますが、理科の実験室と同じ色になるみたいです。

ホントは、デンプンが入っているかいないかがわかる実験なのでしょうが、うまい材料がうかばないので、身近にあるごはんを使ってしまいました。

ご提案がありましたらお教えください。

2020年9月28日月曜日

★生物★スイカの実がなりました

今年の夏は短かったけど暑かったですね。我が家ではスイカをたくさん食べました。
スイカの種を見るとまいてみたくなり、芽が出て、育ったのがこちらです。

雄花ばっかりでしたが、ひとつだけ雌花がついて、実がなりました。これです。

たしか、まいたのは7月末でした。1ヶ月で実がなり、それから3週間くらいでこのぐらいの大きさになりました。残念なことに、せっかくなった実が落ちてしまったので、切って断面を見てみました。こちらです。

実が小さいわりには、種が大きいですね。実が大きくなったら、身が赤くなるはずですが、まだきゅうりみたいな色です。種の感じもきゅうりそっくりです。丸いきゅうりです。

しかし、それにしても、なぜ雌花は少ないのでしょうか。
実は、となりに、カボチャもまいてみたのですが、そちらは雄花ばっかりで、まったく雌花がつきませんでした。

また、来年、まいてみようと思います。

2020年9月13日日曜日

★光★夕焼けはなぜ赤いか、すこしわかりました。


ペットボトルに水道の水をためて、ほんのすこし牛乳をたらし、よくまぜておきます。

懐中電灯で照らします。 すると、懐中電灯から離れるにつれ、光の色が赤っぽく見えます。

こんな感じです。

水だけのときはこんな感じです。

そもそも光が見えません。

牛乳の細かいつぶに光があたると、青い光がある散乱されやすいので、遠くに行くと赤い光が残るということのようです。

使った懐中電灯は発光ダイオードタイプで、赤みがまったくない懐中電灯でしたが、豆電球くらいの赤さにはなりました。

でも、きれいな夕焼けほど赤くはなりませんでした。

本日は以上です。




 


2020年8月30日日曜日

★かなり高度な信号機を作りました

 IchigoJamという名前のコンピュータがあります。

コンピュータというと計算機ですね。

計算する機械ですが、計算した結果を使ってモーターを回したり、照明をつけたり消したりできます。IchigoJamは、小さい基板一個だけで、LEDを4つまで、それぞれを別々に光らせることができます。

今回は信号機を作りました。

おもな材料はこれです

説明を追加

発光ダイオード(LED)と、電流が流れすぎないように抵抗器を使います。

はんだ付けで組み立てます。やけどしないように、細かい作業するのは難しいです。

できた信号機はこんな感じです。

説明を追加



IchigoJam で光らせてみました。これがIchigoJamです。

説明を追加

できた信号機はこちらです



信号が切り替わる時間を変えたのはこちらです。



だれも渡れない信号機になってしまいました。

プログラムはこちらに公開されていたものを使わせていただきました。

http://www.white.umic.jp/jypc/files/ichigojam-trafficlighttext.pdf

2020年6月28日日曜日

★音・電気★音をさわって、体で感じました

今日は、音を「さわる」実験をしました。

これはスピーカーです。
スピーカーを触って、音の振動を体で感じてみよう、ということなのです。
スピーカの後ろには、2個の接続ターミナルがあります。
ここに乾電池のプラス極とマイナス極をつなぐと、まんなかの黒い紙が動きます。



乾電池のかわりに、音の電流をながすと黒いところが振動します。
さわるとブルブルふるえているのがわかります。
低い音の振動は指でわかりますが、高くなると分からなくなります。


2020年6月13日土曜日

★音・波★ 今日も、音を見ました

今日も、オシロスコープで音を見てみました。

声を録音してみました。
きれいな波形になっています😊

ヒキガエルの声を見てみました。
ヒキガエルの声はYouTubeからお借りしました💦



2020年6月7日日曜日

★音・波★ 音を見ました

音を見ました。

オシロスコープです。変化する電圧を表示する装置です。
パソコンの音声出力につなげてYouTubeを見ました。

ヒカキンがしゃべると、波形が上下に大きくなります😊

ちなみにこのオシロスコープは、何年か前に好奇心でネット購入していたものです
パソコンでつかえるフリーソフトのオシロスコープもいろいろあります
https://composition.space/oscilloscope-free#toc1

2020年4月4日土曜日

★力★天井からのふりこを作って周期を測りました

ふりこは糸の長さと周期に関係があることを習いますので、どうなるのか実験しました。

なるべく長いふりこを作りたかったので、天井からぶら下げました。

材料は、釣り糸と釣りのおもりです。こんな感じです。
ふりこ
おもり
10往復するのにかかる時間を3回測りました。
平均したら29.64秒となりました。
一往復で2.96秒です。

測定結果
ふりこの周期から長さを求める公式があります。

その公式を使って、ふりこの長さを求めました。
 周期 2.96秒
 長さ 2.18m
となりました。

実際に測ったら、ふりこの上のはしからおもりの中心までの長さは、2.27mでした。
だいたい合ってますよね?


ところで、ふりこの長さを1メートルにすれば、周期がだいたい2秒になります。
もっと正確に言えば 0.993 メートルです。
このふりこを使えば時間が測れることになります。
試してみました。

ふりこの長さはそんなに正確にはできそうにないので、1メートルよりわずかに短いくらいにしておきました。
30往復するのにかかった時間をスマホで測ったのが、このスクリーンショットです。

1分00秒17となりました。
どうでしょうか。
いい線いってるでしょう?

2020年3月28日土曜日

★力★ばねの伸びを調べました


百均で手に入れたおもちゃのドラムです。
これで何かやりたくなりました。
いいばねが4本ついています。
バラバラにしました。
ばねの伸びとおもりの重さの関係を勉強するので、そのしくみが分かるように実験してみました。
おもりに、ACアダプターを分解して取り出した鉄のかたまり...トランスを使いました
適当なおもりがなかったので...

よくあるのは、伸びはおもりの重さに比例する、というものです。
重さがわかるおもりがないので、その実験は難しいです。
では、どんな実験にしましょうか?

とりあえず、ぶら下げてみました。

ばね一本だとこんな感じです。

ばねは4本あるので、4本のときと1本のときの伸びの長さを比べることにしました。

ばね4本を直列につなぐとこんな感じです。

1本、2本、3本、4本と直列にしたときの伸びを測って表にしました。


ばねの自然長は、一本あたり、だいたい 2 cm でしたが、それぞれ少しずつ違うので、別々に測って、たし合わせました。

自然長と、伸びたときの長さは
1本のみのとき:自然長=1.9 cm、伸びたときの長さ=4 cm
2本直列のとき:自然長=3.7 cm、伸びたときの長さ=7.6 cm
3本直列のとき:自然長=5.5 cm、伸びたときの長さ=11.4 cm
4本直列のとき:自然長=7.3 cm、伸びたときの長さ=14.9 cm

伸びたときの長さは、どのばねも、自然長の約2倍になっていました。

伸びの長さは、伸びたときの長さから自然長を引けばよいので

1本のとき 4 - 1.9 = 2.1 cm
2本のとき 7.6 - 3.7 = 3.9 cm
3本のとき 11.4 - 5.5 = 5.9 cm
4本のとき 14.9 - 7.3 = 7.6 cm

さてさて、4本のときの伸びは、1本のときの、何倍になったでしょうか?
実験では、7.6 ÷ 2.1 = 3.6 倍になっていました。

これをあなたはどう考えますか?

2020年3月22日日曜日

★機械★電気★電車を分解しました

電池で動くプラレールの電車を分解しました。
この通りです。

車体を除いてこれが部品全部です。

元の姿はこうでした。
部品の数は少ないですが、工夫がこらされています。

固定するための部品はねじ2本だけです。
あとは鉄のシャフトに固定した車輪が全部で8個。
分解するのは難しかったのですが、再び組み立てるのも難しいです。

電車を動かすための力を伝える部品を紹介します。

まずモーターと、モーターの軸に直接固定されているウオームギヤです。
それにかみ合うのはウオームホイールです。
おなじ軸に固定されたスパーギヤが、車軸に固定された同じくスパーギヤにかみ合います。
回っているところはこんな具合です。
(片方の軸受けがないので写真がぶれています)

100均のおもちゃですが、部品ひとつひとつに工夫がこらされていることがわかりました。


★化学★電気★電池になる金属を調べました(準備)

クエン酸電池を作る前のゆず電池で、金属の組み合わせを調べていました。
ゆずのしぼり汁にいろいろな金属を入れて電圧を測りました。
こんな具合です。
鉄くぎと銅線は引き出しから引っ張り出したもの、
亜鉛と炭素棒は乾電池を分解して手に入れたものです。

実験したときに残念ながらどちらがプラスか記録しそこねてしまいました。

値は、亜鉛と銅の組み合わせが最強でした。
最弱は鉄くぎとしんちゅうです。

理由はわかりません。
でも参考になります。

もう一度やってみたいと思います。

2020年3月15日日曜日

★化学★電気★クエン酸電池を作りました

ダイソーでクエン酸を手に入れました。
50gくらいを500mLの水に溶かして溶液を作りました。
電池になるのはこれも100均の製氷皿です。
前回、ゆず電池を作った時に、電圧が低かったので直列にたくさんつなげばよいはず...
と思ったからです。
電極は銅線と鉄の針金です。
14個直列につなげられるので、うまくいけば...
0.3V×14=4.2Vくらい出るのではないかと期待したのですが...
かろうじてLEDは光りました。

しかし、すぐに暗くなってしまいます。
テスターで電圧を測ると、はじめは1.数Vですが1秒くらいで0.4V程度に落ちてしまいました。
この写真は、点灯してすぐに撮ったものです。

そもそも直列にしたのに個数分の電圧にならないのか。
そしてなぜすぐに電圧が落ちてしまうのか。

理由としては、
電極が細い。
クエン酸液の電気抵抗が高い。
そして電極の周囲で何か反応が起きている。
といったところが考えられます。

有名な「ボルタ電池」の再現ですが、ボルタの電池は実用にはならなかったことでしょう。

2020年3月7日土曜日

★電気★化学★ゆず電池を作りました

もらったゆずがたくさん冷蔵庫の中でしなびていたので、電池を作りました。
「レモン電池」の記事がよく載っていますが、同じです。

電極には鉄の針金と銅線を使いました。
こんな感じでブスッと差しました。
テスターで電圧を測ったら、0.3Vくらい出ていました。
これでは低すぎると思い4個直列にしたのですが...
4倍になるか期待しましたが0.4Vくらいまでしか上がらず...
豆電球をつなぐと即座に0Vになってしまいます。

期待したようにはいかないですね...

ちょっとした工夫をして、なんとかLEDを光らせることはできたのですが、
それは来週に。



2020年2月22日土曜日

★化学★酸素でものが燃える様子を調べました

今日は酸素を作りました。
お正月に作った電気分解装置を使った実験です。

できた気体をこのような注射器(?)で吸い取ります。
この注射器は、実はドッキリグッズとしてダイソーで売っていたものです。

酸素の作用を確かめるために、お線香を入れてみました。
はじめはなかった炎が出てきて、酸素がものが燃えるのを助ける様子を確かめることができました。

-電極について-
はじめ電極に鉄の針金を使ったところすぐに腐食してボロボロになってしまいました。
次に太いシャーペンの芯を使いましたが折れやすくやっかいでした。
今使っている装置の電極にはステンレスの針金を使っています。これは長持ちしています。

今日は以上です。

2020年2月8日土曜日

★電気★化学★ 乾電池を分解しました

古くなった乾電池を分解してみました。マンガン乾電池です。
アルカリ乾電池はかなり異なっているはずなので、次の機会にやります。
今回は、あくまでマンガン乾電池の話題です。
これが元の乾電池です。

周りをはがしたところです。周りをはがすと、プラスチックのフィルムがありました。
それもはがすとこうなります。
上のキャップを外すとこうなりました。
中に突き出ているのが炭素の周りは亜鉛の缶です。
中を埋めている黒い物体が二酸化マンガンだと思います。
炭素の棒を抜き出して、テスターをつなぎました。
炭素棒の先を少し二酸化マンガンに触れさせると、約1.5ボルトの電圧が出ることがわかります。
これは残った亜鉛の間を真っ二つにしたところです。
二酸化マンガンに、異なる種類の金属を差し込むと、その金属の間で電圧が発生します。
鉄の釘と銅線を差し込んでみたら、約0.3Vになりました。
これは分解した電池をバラバラにしたところです。
炭素棒・亜鉛の板・二酸化マンガン、といったものを集めることができました。
取っておいて別の実験をしてみたいと思います。

2020年2月2日日曜日

★化学★自家製「ゆずサイダー」と二酸化炭素を作りました

重曹と「ゆず」のしぼり汁で二酸化炭素を作りました。

ゆずのしぼり汁に、重曹を溶かした水を加えて振ったところです。
たくさんのあぶくが出てきています。

振らないでまぜてみたところはこんな感じです。
たくさんではありませんが泡が出てきました。
サイダーやラムネはこうやって(クエン酸と重曹をまぜて)作るそうです。
今日作った「ゆずサイダー」を飲んでみる勇気はありませんでした。

2020年1月26日日曜日

★化学★石灰水が息で白くにごりました


身近に石灰水を作る材料はなく、ですが、調べたら
乾燥剤として生石灰、つまり酸化カルシウムを使ったものがあることがわかりました。



台所でそれらしいものを探したら、ちょうど海苔の乾燥剤(食べる海苔)の袋に
入っていた乾燥剤で「シケナイ」という名前のものが、酸化カルシウムのようでした。

海苔の袋に入っていた「シケナイ」

じゅうぶんに湿気を吸い込んで、もう完全に酸化カルシウムではなくなってしまっているようです。
酸化カルシウム、別名「生石灰」が空気中の水と反応して水酸化カルシウムになるのが乾燥剤の原理です。水酸化カルシウムのことを「消石灰」と呼んでいるのです。
(すみません、はじめ、酸化カルシウムを間違えて炭酸カルシウムと書いてしまっていました、おわびしして訂正します)

プラコップに湿気を吸い込んだ「シケナイ」を取って水を加えてみました。
万が一にも酸化カルシウム残っていると、
水を加えたときに発熱するはずなので、恐る恐る水を加えましたが、
冷たいままでしたので、想像通り、
湿気を吸い込んで乾燥剤の役目は終わった後のものだったようです。
かきまぜたそのままでは、白い固形分が残るので、少し待ってから、
ろ過して固形分を取り除きました。二回ろ過してきれいにしました。
ろ過している

息を吹き込み始めたところ
息を何度も吹き込んだところ
そのあと、プラコップに移して、息を吹き込んでみたところ、白くにごる様子が観察できました。

★一日たってよくみたら★

白いにごりが沈でんしていました。
底に沈でんした炭酸カルシウム



2020年1月11日土曜日

★化学★電気分解装置を作って水素シャボン玉を飛ばしました

お正月休みの工作です
電気分解の装置を作りました。
材料は
・ペットボトルふたつ(容器)
・プラスチックのパイプ(二つの容器を液体でつなぐ)
・シャープペンシルの芯かステンレスの針金
です。
道具にはホットナイフとグルーガンを使いました。
プラスチックを切るのに便利なホットナイフはこれです。
プラスチックがとけるときのニオイが体に悪そうなので換気は必要です。

構造は写真をご覧いただければわかるとおりです金魚のポンプをつなげるためのチューブを使ってびっくりおもちゃの注射器をつなげました
本当は水素風船を作っ作って空に浮かぶ空に合わせてみたかったんですが普通のゴム風船を膨らませるほどのスイスは作れないので せめてプラバルーンを膨らませたいと思いました


しかし!そうとう練習しましたが、プラバルーンがうまくいきませんでした。
そこで、水素のふつうのシャボン玉ならできるかなと思って、お店でさがしてみたら、なんと「われにくいシャボン玉」というものがあったので、買ってきました。


しばらくすると乾燥して私が崩れなくなるシャボン玉です。
注射器で水素を吸ってシャボン玉をふくらませました。
できたシャボン玉を注射器から外すのにコツがいります。やさしく息をふきかけることがだいじです。
結果は...
できたシャボン玉はどんどん上にのぼって、天井に張り付きました。


最後におまけの満月の写真をどうぞ。